様々なジャンルのデジタル関連製品の開発・製造・販売を行うAnkerグループは、製品数が多い上、新製品も短いサイクルでローンチするため、日常的に行うマーケティング業務が多く発生します。Hubspotの導入前はWeb接客やマーケティングオートメーションなど様々なツールを併用していたのですが、複数のツールを運用することは、一方で負担となっていました。
また、順調に業績が伸びていく中、製品に関する購入前のご相談やお客様からの問い合わせなど、営業・カスタマーサポートそれぞれの対応業務が増え、かつ複雑化していくことも課題となっていました。各チームの業務効率を改善するにはどうすればいいのか、様々な検討を行う中でHubSpotの紹介を受け、導入を決めました。
HubSpotなら、CRMを軸にマーケティングオートメーション機能やSFA、カスタマーサポート支援機能が揃っており、関係チームの課題が一気に解決できるという点が大きな魅力でした。
HubSpot導入により、各チームで抱えていた課題を包括的に解決できました。
マーケティングチームでは、ツールの一元化により管理工数が減っただけでなく、ランディングページやメルマガ作成機能がとても使いやすいので、1つの施策を回すスピードをあげられるようになりました。
セールスチームでは、問い合わせの抜け漏れ防止と一元管理による業務改善を実現できました。HubSpot導入前は法人のお客様からいただくお問い合わせをエクセル上で管理しておりましたが、手動でステータス等の更新を行っていたため、対応に抜け漏れが発生しておりました。しかし、Sales Hub Professionalの導入後はSFAで各お客様のステータスが自動で見える化されたことにより、抜け漏れなく進捗管理ができるようになりました。さらにカスタマーサポートでは、問い合わせ内容によって提示する内容が変化する機能 (スマートフォーム) を実装することで、お客様の要望を効率的に把握できるようになりました。実際、導入前は2.0回だったやり取りの平均回数が1.6回にまで削減し、カスタマーサポートスタッフ1名分の業務効率化を実現しました。
HubSpotを導入して良かったポイントは色々ありますが、やはり使い方がわかりやすい点が大きいですね。どの機能も直感的に使えるので、レクチャーが必要ありません。実際、担当者が変わったときもスムーズに後任に引き継ぎができ、習熟にも時間がかかりませんでした。
ツールを使っているうちに、HubSpotが提唱するインバウンド思想を意識し、実践しようという思考になってきているのも良いなと思うポイントです。
インバウンドを実践するためのツールとして作られているだけあり、見込み客や顧客に価値提供していくための仕組みが細かいところまで整備されています。機能を使っていくうちに自然と知識がついていくのを実感していますし、サポート体制も手厚いのも心強いです。