HubSpot Japanが事業展開報告会を開催
本社CMOが企業成長戦略グローバルトレンドを紹介
図1:米HubSpot, Inc CMO キップ・ボドナー 図2:ハブスポットが提唱する「フライホイール」(右)
報告会ではまず米HubSpot, IncのChief Marketing Officerであるキップ・ボドナーが、サービスや製品の「買い手(消費者、BtoBの場合は顧客企業)」の最新動向を踏まえた上で、今後企業が成長のために取るべき戦略をご紹介しました。昨今では企業が自ら発信する情報の信頼性が低下し、買い手は既存顧客の口コミや紹介を購買の決め手とすることがデータから明らかになっています。しかしながら古典的な「マーケティングファネル」の考え方は成約した顧客を「ファネルを通して抽出されたビジネスの成果物」と定義しフォローアップの段階を設けていないため、そのような市場情勢に適用することが難しくなっています。
ボドナーは、これからの時代満足した既存の買い手は新たな買い手を惹きつける「ビジネス成長のグロース(成長)エンジン」になり得ると語り、買い手を「惹き付け(Attract)」、「信頼関係を築き(Engage)」、「満足させる(Delight)」という3つの段階でカスタマーサクセスを実現する円盤形の独自概念である「フライホイール」を紹介しました(図2 右側)。
※買い手の行動の変化やフライホイールについては、ボドナーのこちらのブログで詳細をご覧いただけます(英語版):Happy Customers Are the Biggest Marketing Opportunity of 2018
次にHubSpot Japanの共同事業責任者兼シニア マーケティング ディレクターの伊佐裕也より「HubSpot Japanのビジョンと直近の製品展開」と題して、近年の日本のビジネス環境において「売り手(企業)」、「買い手(消費者、企業)」、「働く人」の3者が抱える課題と、その解決手段としてのハブスポットの独自マーケティング・セールス手法「インバウンド手法」をご紹介しました。さらにその手法をビジネスの現場に適用していくためにハブスポットが提供している製品群とユーザー事例、および2018年9月に全世界で公開した新製品と価格戦略をご紹介しました。
最後にHubSpot Japan 共同事業責任者兼セールス ディレクターの伊田聡輔より、HubSpot Japanの沿革および日本市場における戦略的重点項目である「無償CRM」、「カスタマーサクセス」、「スタートアップ」、「パートナーシップ」、「Growth Suite」の5つをお話ししました。
HubSpot Japanは今後も、意欲ある主体がスマートに成長していける社会を目指してサービス提供と情報発信を進めてまいります。
Kipp Bodnar(キップ・ボドナー)
伊田 聡輔
伊佐 裕也
HubSpot Japan株式会社について
「Help millions of organizations grow better」をミッションとして掲げるクラウド型ソフトウェア(SaaS) 企業。顧客をその企業の「推奨者(プロモーター)」に転換する独自のマーケティング・セールス手法、「インバウンド手法」基づき、永続的に無料のCRM (顧客関係管理ツール)を中核に、マーケティング、セールス、サービス(カスタマーサポート)をひとつのプラットフォーム上で管理・実践できる各種サービスを展開。
<会社概要>
会社名 HubSpot Japan株式会社
代表者 共同事業責任者 伊佐 裕也
共同事業責任者 伊田 聡輔
設立 2012 年 2 月
資本金 500万円
所在地 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビルヂング3F
<提供サービス>
「HubSpot Marketing Hub」 https://www.hubspot.jp/products/marketing
「HubSpot Sales Hub」 https://www.hubspot.jp/products/sales
「HubSpot Service Hub」 https://www.hubspot.jp/products/service
「HubSpot CRM」 https://www.hubspot.jp/products/crm
「ハブスポット公式ブログ」 https://blog.hubspot.jp/
「マーケティング資料」 https://www.hubspot.jp/marketing-library