HubSpotは、常に世界的な視点に立ってお客さまの課題解決のために取り組んでいます。データに関しては、ホスティング環境や保管場所に対する懸念が高まっているものと理解しています。データ主権、コンプライアンス要件、パフォーマンス最適化はいずれも現在のデジタル環境において重要な要素です。
HubSpotのデータセンターでは、お客さまデータの格納と処理を行っています。セキュアなサーバーやネットワーク機器、当社のクラウドサービスを支える高度なインフラストラクチャーなど、お客さまそれぞれのHubSpotプラットフォームを実行するために必要な全てがそろっています。各データセンターにセキュリティー、冗長性、災害復旧機能といった複数の防御層を構築することで、データの安全性とアクセス性を確保しています。
HubSpotは、データセンターを異なる地域に戦略的に配置しているため、サービスの拡大と提供を効果的に進めながら、お客さまのサービス利用の最適化にも取り組んでいます。この分散立地によって、世界中でサービスをご利用いただく際の遅延やアクセス時間が短縮され、パフォーマンスの向上が実現します。
各データセンターは、厳格な国際セキュリティー基準に準拠し、コンプライアンスフレームワークの認定を受けています。施設内には以下のような設備が整えられています。
データセンターのインフラストラクチャーに継続的に投資し、容量の増強、パフォーマンスの向上、最新セキュリティー対策の導入を進めています。こうした取り組みを通じて、最高水準のデータ保護とサービスの信頼性を維持しながら、お客さまと共に成長するインフラストラクチャーの構築を目指してまいります。
さまざまな場所に複数のデータセンターの選択肢をご用意することで、地理的な影響を受ける製品パフォーマンスの改善、コンプライアンスの強化、地域における信頼性の向上といったメリットが期待されます。
はい、どのデータセンターにお客さまデータが格納されている場合でも同様の堅牢なセキュリティー対策が適用されます。当社のセキュリティー対策に加え、物理面、環境面およびインフラストラクチャーに関するセキュリティー統制の有効性については、監査を経たAWSのセキュリティーおよびコンプライアンスプログラムにも依拠しています。これらの統制は、AWSのSOC 2 Type II報告書およびISO 27001の認証に際して個別に検証されています。
AWSのコンプライアンスに関する文書と監査報告書は、AWSクラウドコンプライアンスのページとAWS Artifactポータルで公開されています。
HubSpotのセキュリティー対策の詳細については、HubSpot Trust Center(英語)に掲載されているセキュリティーとコンプライアンスの概要(Security & Compliance Overview)(英語)をご参照ください。