Solutions PartnerさまはHubSpotのソフトウェア販売を推進することにより、顧客の課題を解決し、自社のサービス事業を拡大するとともに、レベニューシェア(コミッション)を獲得できます。2010年に策定されたポリシーに基づき、これまでパートナーさまには顧客のサブスクリプション期間全体を通して20%のレベニューシェアをお支払いしてきました。しかし2010年から状況は大きく変化しています。当時HubSpotは1つの製品しか提供していませんでしたが、それから新しい製品群を次々と発表し、今や統合型プラットフォームへと成長を遂げました。Solutions Partnerプログラムでは、2020年にクロスセルのレベニューシェア、2022年にStarterからのアップセルのレベニューシェアを追加したものの、レベニューシェアのポリシーは現状に見合わなくなっていたのが実情です。そこでHubSpotは、お客さまやパートナーの皆さまにとっての「最適解」を考えるというミッションを引き続き推し進めるため、ポリシーを更新することにいたしました。
新しいポリシーの詳細については、Solutions Partnerプログラムを通じた販売に関する規則とパートナーコミッションの基礎知識のページをご参照ください。
2023年4月1日より、新規MRRのレベニューシェア(コミッション)を受領できる期間が、サブスクリプション期間全体から3年間(36か月間)に変更されます。変更の対象となるのは、2023年4月1日以降に成約した取引です。
2023年3月31日までに成約した対象となる取引については、顧客の契約が継続され、管理によるMRRクレジットの要件に沿ってパートナーさまが顧客にサービスの提供を続ける限り、従来のレベニューシェアが支払われます。2023年3月31日以前に成約した取引のレベニューシェアに及ぶ影響について以下の説明をよくお読みになり、十分にご理解いただきますようお願いいたします。
2025年3月31日以前:2023年3月31日までに成約した取引に対し、HubSpotは2025年4月1日までの2年間にわたって、顧客がHubSpotのサブスクリプションサービスの有償利用を継続している限り、パートナーさまの関与の有無にかかわらず20%のレベニューシェアをお支払いします。
2025年4月1日以降:2023年3月31日までに成約した適格取引については、管理によるMRRクレジットの要件に沿ってパートナーさまが顧客にサービスを提供している場合、2025年4月1日以降も引き続き20%のレベニューシェアが支払われます。
つまり、2025年3月31日までの間、パートナーさまはその時点で顧客に関与しているかどうかにかかわらず、顧客がHubSpotサブスクリプションの契約を続けている限りは20%のレベニューシェアを受け取ることができます。2025年4月1日を迎えた後も引き続き対象の取引のレベニューシェアを受け取るには、管理によるMRRクレジットの要件に従って顧客にサービスを提供している必要があります。
管理によるMRRのクレジットとは、パートナーさまが活発にサービスを提供しているHubSpot製品のサブスクリプションの月間経常収益(MRR)の総額を測定した指標です。サービスを提供している顧客ポータル内におけるパートナーさまの作業実績に基づいて測定されます。コンテンツの作成や編集など、顧客のHubSpot製品にログインして行われる作業が対象となります。
2023年、管理によるMRRクレジットが変更されます。
• 活発な作業実施が要件に設定されていることに鑑み、2023年4月3日をもってワークフローは管理によるMRRクレジット獲得の対象から除外されます。
• 管理によるMRRクレジットの有効期限はこれまで、顧客アカウントにおいてパートナーさまが最後に作業を実施してから90日間に設定されていましたが、2023年4月3日より60日間に短縮されます。管理によるMRRクレジットを保持するためには、最長でも60日おきに管理作業またはサービス提供を実施いただく必要があります。
• 現在、管理によるMRRクレジットの測定にはリアルタイムのデータが使われています。以前はパートナーさまが顧客アカウント内で対象の作業を行ってから管理によるMRRクレジットに反映されるまで時差が生じていましたが、パートナーダッシュボードに即時反映されるようになりました。管理によるMRRを獲得する詳しい方法についてはナレッジベース記事をご参照ください。