成果か、本音か。自社のためか、相手のためか。
ときどき迫られるそんな二者択一を
気持ちよく乗り越えられたら。
そして、真っ向から相手の両手を握れたなら。
一緒に悩み、共に成長し、
隣りあってコツコツ歩いていくために。
もしも「私」から「私たち」になれたなら。
HubSpot Japanのブランドムービー「のみこむ言葉」は、顧客との関わり方に葛藤するビジネスパーソンの思いに焦点を当てた、ドキュメントタッチのストーリーです。「言えなかった言葉(のみこむ言葉)」と「横顔」をモチーフとし、 心では自分が求めている姿をいつもとは別の角度から見つめなおし、顧客と自社がともに成長していく関係性に思いをめぐらすきっかけになってほしいという願いをこめています。
HubSpotの企業活動や製品作りの根底には「相手から価値を受け取る前にこちらから価値を提供する」ことを軸とした「インバウンド」の思想があります。ビジネスを成長させるため、目標の達成のためには、時に非情にならなければならないという考え方もあるかもしれません。しかしHubSpotが実現したいのは、自社の数字の瞬間的な成長ではなく、顧客の収益に貢献すること。そして顧客と企業の双方が成長し高め合うことのできる関係性に基づいた成長。これがHubSpotがグローバルでミッションとして掲げている「Grow Better」です。
HubSpotは世界13カ国に拠点を持つグローバル企業です。「顧客が求める価値」や「顧客中心の企業活動」の形は、各国の文化や商習慣によって異なります。グローバルミッションとして掲げる「Grow Better」を日本の顧客とともに実現したいと考えたとき、「Grow Better」が日本のビジネスシーンではどのような意味を持つのか、日本の顧客が求めている「Grow」とは何か、日本の商習慣やビジネスの特徴を踏まえて向き合い、コミュニケーションを重ねることが必要だと考え、日本における顧客との関係性についての調査を実施しました。
日本在住の20代から50代のビジネスパーソンに対して実施した本調査では、「心では顧客の成長ために行動したい」という本音と「達成しなければならない成果」の間での葛藤が浮き彫りになりました。
ビジネスパーソンにとっての仕事のやりがい第一位は「顧客や同僚など、仕事で関わる人の役に立てたと思うとき」(60.9%)。第二位の「昇進・昇給」(60.6%)を上回った(複数回答)。
75.5%のビジネスパーソンが「顧客の成功を支援することが、結果として自社の成功にもつながっていく」と回答。
一方で、約半数のビジネスパーソンが「本音では仕事の相手(顧客、同僚)のためになる行動をしたいと思っているものの、そうできなかった経験がある」と回答。具体的には以下のようなエピソードが挙げられた(自由記述):
・「顧客のニーズに関わらず、会社の方針で利益率の良いプランを薦めた」
・「売り上げ目標達成のために、売れない在庫を押し込んだ」
・「顧客の利益になる商品を提案しようとしたが、 上司からは会社の利益にならない理由で却下された」
・「納期を優先して、顧客の求めるクオリティに達成していない時点で出荷した」
・「利益率の良いプロダクトを選んでもらえるような提案をしてしまっている」
仕事において自分の本音に従えない理由の第一位は「人間関係を悪くしないため (27.9%)」。第二位と第三位には、「会社の指示に従わなければ解雇や昇進の遅れなどのリスクがある(19.8%)」「本音に従っていると業務上の目標を達成できない(19.2%)」(単一回答)など自己や企業の利益を優先してしまうことが挙げられた。
この調査結果から、自己実現や目標達成と、顧客の成長は時に両立しにくいものとして葛藤しているビジネスパーソンが多いことが分かりました。「企業と顧客が共に成長する」と言葉で言うのは簡単ですが、実現するには多くの障壁があります。しかしHubSpotは、「Grow Better」の実現には、多くのビジネスパーソンが抱えている「葛藤」は避けられないプロセスであると考えます。「葛藤する」のは、顧客のためになりたいと願うから。「もやもや」するのは、自分の行動が顧客のためになっていないかもしれないと分かっているから。この葛藤を見つめ直し、顧客と自社の理想的な関係性、自分のありたい姿について考えるきっかけを作りたいという思いで、本ムービーの制作を決定しました。
企画&演出 久保田誠
コピーライター 久下裕二
プロデューサー 安藤知美(KEYpro)
プロダクションマネージャー 所卓志・西澤賢弥
撮影 櫻井大輔
照明 田上直人
美術 水口七海
スタイリスト 森大海
ヘアメイク 宮村勇気
編集 下川マコト
音楽「よこがおのうた」東郷清丸
社内のチームが顧客に関する情報を共有し、顧客の最新状況とニーズを把握することを可能に。顧客を深く理解した上で、適切なタイミングで適切な提案やコミュニケーションが行えるよう支援します。
マーケティング、営業、カスタマーサービス、オペレーション、ウェブコンテンツ管理など、顧客と接点の質を高めるための複数製品群(「Hub」)を提供しながらも、その導入方法はユーザー企業の状況に応じて柔軟にカスタマイズ可能。Hubの複数利用やエディションのアップグレード、HubSpot以外のツールとの連携など、企業の成長に合わせた拡張が可能です。
複数製品の幅広い機能を横断する統一感を持ち、直感的に使えるユーザーインターフェイス実現のため、創業以来自社開発で機能を拡充。ユーザーがツール操作方法の模索ではなく顧客との関わりに時間を費やせるプラットフォームを目指しています。
「Grow Better」実現の志を持つ仲間が出会い、共に学び、つながりを構築するコミュニティーの運営を行っています。
無料で受講できるEラーニングコンテンツを提供。キャリアアップとビジネスの成長を目指す方たちに最適なコンテンツを、認定資格コースからトピック別のコース、取り組みやすい小レッスンまで、さまざまな形式でご用意しています。
HubSpotのユーザー同士がつながることで、ビジネスの成長やHubSpot製品の使い方のヒントを得られるプラットフォームです。日本に根ざしたコミュニティーとして、日本企業の課題に寄り添い成長をもたらすコンテンツをご提供しています。無料でどなたでも参加可能。
成長を目指すプロフェッショナルのためのコミュニティーです。HubSpotを導入している企業、導入を検討中の企業、パートナー企業が出会い、相互に学び合い、つながりを構築する機会を提供します。HubSpotアカウントからサインインするだけで、簡単に参加が可能です。
「インバウンド」実践のヒントや成長をもたらす出会いや学びの機会を創出する自社イベントの実施
年4回の全従業員対象アンケート「eNPS」でメンタルヘルスに関する課題感や要望をヒアリングを行い、社員の声を元に施策の企画と実施を行なっています。全社一斉休業週の実施やマネージャー研修の整備など、ニューノーマルと言われる環境下で、社員がメンタルヘルスを保ちながら健やかに働ける環境づくりに取り組んでいます。
リモートワーク環境下における燃え尽き症候群を防ぐための施策として導入している毎週金曜日の「ノーミーティングフライデー」はそれぞれの従業員の学びの時間としても活用されています。また、従業員の学びの費用を会社が負担し(年間55万円上限)、経済的な負担を抱えることなく積極的に学びに取り組める環境づくりを行っています。
「日本リスキリングコンソーシアム」にリスキリングパートナーとして参画しており、あらゆるビジネスパーソンが積極的に新しい学びに向かっていける社会作りに取り組んでいます。