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センシティブデータ

セキュリティーが確保されたHubSpot Smart CRM™にセンシティブデータを保管して、業務プロセスの管理に安全に使用しましょう。

  • 追加のセキュリティー対策によって、ビジネスの中断を最小限に抑えながらセンシティブデータを保護

  • デモグラフィックや保健情報、支払い履歴などのセンシティブデータに基づいて顧客とのコミュニケーションを調整

  • GDPR(EU一般データ保護規則)やHIPAA(医療保険の携行性と責任に関する法律)といったデータプライバシー規制への対応が容易に

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簡単で安全。データ保護を妥協しない。

成功している企業では、成長の原動力としてデータを有効に活用しています。しかし、守秘性の高い顧客データを安全かつ効率的に営業、マーケティング、カスタマーサービスに活用するのは簡単なことではありません。

HubSpot Smart CRM™では、機密として扱われる顧客データを安全に保管して使用でき、センシティブデータにまつわる規制順守を管理しやすくなるため、ビジネス成長に集中して取り組むことができます。 

  1. 顧客、クライアント、患者のレコードを一元管理して成長を促進

    センシティブデータを活用すると、成長の可能性が広がります。HubSpotのCRMで顧客への総合的な理解を深め、快適な顧客体験を実現しましょう。マーケティング施策のためにオーディエンスを分類するときや、アップセルの見込みが高い顧客を特定するとき、販売後にパーソナライズしたサービスを提供するときなど、HubSpotならセンシティブデータを安全に使用して、市場投入を推し進めることができます。
  2. 最新のデータプライバシー規制に対応

    HubSpotでは個人情報(PI)、個人を特定できる情報(PII)、保護対象保健情報(PHI)を安全に格納し、GDPRやHIPAAなどの法規制に則って運用できます。包括的な監査ログをはじめとする標準搭載のセキュリティー機能や、事業提携契約(BAA)などを通じて、規制上の要件への対応を支援します。
  3. データ侵害や脅威から保護

    特に懸念されるのがデータ悪用の被害です。HubSpotのセンシティブデータ機能では、プラットフォーム暗号化によって機密の顧客データの保護が強化されているため、ビジネスの中断を回避できます。また、セキュリティーの健全性チェックや、推奨されるアクションの確認も簡単です。先進的な認証機能、無操作時のセッションタイムアウト、リスク軽減に役立つアクションの推奨機能を活用して、権限を持つユーザー以外のセンシティブデータへのアクセスを防止しましょう。

ご不明な点がございましたら詳しくご紹介いたします。お気軽にお問い合わせください。

03-5656-5900

よくあるご質問(FAQ)

センシティブデータとは、アクセス権を持たない全ての第三者に開示されることなく安全に保管されるよう特別な保護が必要となる機密の個人情報を指します。

HubSpotに保存できるセンシティブデータの例は以下の通りです。

  • デモグラフィックデータ(民族、性別、年齢など)
  • 国籍、市民権
  • 在留資格
  • 政府機関発行の一部の本人確認情報
  • 金融機関口座番号の下4桁
  • 給与データ
  • 健康に関するデータ(対象事業体および事業提携者からの健康関連データなど、HIPAAが適用される保護対象保健情報を含む)
センシティブ データ プロパティーに格納できるデータの一覧は、HubSpotセンシティブデータ規約に掲載されています。

センシティブデータを有効にしても、お客さまが作成したセンシティブプロパティーはHubSpotのAIモデルの学習には使用されません。しかし、お客さまのアカウント内のその他の顧客データは使用される可能性があります。機械学習へのデータ使用を無効に(オプトアウト)したい場合は、privacy@hubspot.com宛てにメールでご連絡ください。さらに詳しい情報は、当社のお客さまサービス利用規約プライバシーポリシーでご確認いただけます。

HubSpotのAIツールをお使いになる際は、AIへのプロンプト(指示)にセンシティブデータを含めないでください。HubSpotのAIツールはセンシティブデータ機能の一部ではないため、プロンプトにセンシティブデータを入力するべきではありません。以下を含むAIツールでは、入力されたプロンプトに基づいて結果を生成する際に、ユーザーが意図していないセンシティブデータが処理される可能性があります。

センシティブデータ機能の使用について、詳しくはこちらのナレッジベース記事をご参照ください。

HubSpotは、お客さまがHIPAAに準拠しながら当社製品を運用できるよう、プライバシーとセキュリティーの保護策を講じています。これには、包括的な監査ログ、先進的な認証機能、無操作時のセッションタイムアウト、アカウントのセキュリティーに関するアクションの推奨機能、テナントごとのアプリケーションレベルの暗号化などが含まれます。HIPAAの要件を満たしながら当社の製品やサービスをお使いいただけるよう、Trust Center(英語)にセンシティブデータの格納に関する資料をご用意しています。

事業提携契約(BAA)は、お使いのアカウントに保護対象保健情報を格納している対象事業体または事業提携者であるHubSpotのお客さまを対象として、HubSpotセンシティブデータ規約に言及により組み込まれています。

センシティブデータがサポートされるのは、CRMオブジェクトのプロパティー(手動の更新、インポート、エクスポート、プロパティーAPIを含む)、CRMアクティビティー、CRMオブジェクトAPI、リスト作成、ワークフロー、検索、レポート作成、連携、フォーム、フォーム送信の認証済みAPI、さらにメモ、Eメール、フォーム、センシティブファイルのプロパティー経由でレコードに手動で追加されたCRMの添付ファイルです。

なお、HIPAAデータは、Snowflakeベースのデータ共有の連携を除く上記の機能でサポートされます。

センシティブプロパティーを追加できるのはコンタクト、会社、取引、チケット、カスタムオブジェクトなど、HubSpot内の一部のオブジェクトに限られます。センシティブデータのプロパティーを使える機能の一覧は、センシティブデータ規約で確認できます。

HubSpotに格納されるデータは、既定では伝送時にTLS 1.2または1.3、保存中はAES-256を使用して暗号化されます。

センシティブデータに対しては、同じくAES-256を使用したお客さま固有の暗号鍵による追加の暗号化を採用しています。さらに詳しい情報については、HubSpot Trust Center(英語)をご確認ください。 

スーパー管理者がフィールドレベルの権限管理を設定することで、特定のユーザーまたはチームによるセンシティブプロパティーの表示または編集を制限できます。HubSpotでは、指定されたユーザーのみがセンシティブデータを表示または編集できるよう、こうした権限管理を行っていただくことを強く推奨しています。加えて、どのユーザーがアカウントのスーパー管理者権限を持っているのか、ユーザーアクセスを確認していただくのもおすすめです。スーパー管理者権限を持つユーザーは、センシティブデータのプロパティーを表示、編集することができます。センシティブデータ機能の使用について、詳しくはこちらのナレッジベース記事をご参照ください。