SalesforceからHubSpotへの移行

HubSpotのCRMプラットフォームは、ビジネスの運営方法に合わせて柔軟に使用できます。カスタムオブジェクトの作成、フィールドレベル権限とチーム権限の割り当て、シングルサインオン、レコードのカスタマイズなど拡張性の高い各種機能を、企業の成長に合わせてご活用いただけます。

使い慣れたツールの利用を諦める必要はありません。650種類以上の外部サービスとの連携を利用して、普段お使いのツールをHubSpotに簡単に連携できます。さらに、HubSpotの柔軟なAPIを使用して、アプリケーションの機能連携をすばやく手軽に作成できます。

チームの人数が増えても、トレーニングのカリキュラムを増やす必要はありません。HubSpotではすべての有料ユーザーに対し、日本語によるサポートをご提供しています。さらに、HubSpotアカデミーの無料のソフトウェア認定やコース、ナレッジベースの提供を通じ、チームメンバーの短期間でのスキルアップを後押しします。  

HubSpotの移行アプローチでは、短期間で価値を生み出すと共に、完全なシステム移行に伴うリスクを軽減するように努めています。ほとんどのお客さまは、3か月以内に移行の全プロセスを完了されています。また、移行と並行して、HubSpotを利用するメンバーの行動変化を促すための計画も作成します。ソフトウェアを移行しても、実際に各担当者が利用しなければ意味がないからです。

実際の移行作業では細心の注意を払い、クリーンなデータを無傷のまま移行すると共に、過去のレコードが消失しないように配慮します。また、レコードを簡単にインポートできるように変換し、データ、オートメーション、レポートなどの再現をお手伝いします。

1. HubSpotに移行するデータ（リード、取引先、取引先責任者、商談など）を特定する。
2. HubSpotで新しいプロパティーを作成する。
3. 現行のプラットフォームからcsv形式でデータをエクスポートし、クレンジングする。Salesforceからの移行は、HubSpotのネイティブ連携により自動的に処理が可能。複雑なデータやカスタムデータを移行する場合は、HubSpotのAPIを使用するか、サードパーティー連携を使用する。

1. テクニカルアーキテクチャーを再定義し、不要なものを排除し、可能な限り統合する。
2. HubSpotのマーケットプレイスにある500種類以上の構築済みコネクターの中から1つを選択して、重要なビジネスアプリケーションを接続する。
3. ニーズに合った既成のコネクターがない場合は、HubSpotのAPIライブラリーを使用して独自に構築する。

1. 取引の自動化、リードへのフォローアップ、フルフィルメントなどのオートメーションとワークフローを文書化する。
2. こうした業務のオートメーションをHubSpotでセットアップするために、設計の再検討、簡略化、最適化を行う。
3. HubSpotのワークフローツールでオートメーションを再構築する。

1. 現行のツールで、すべてのアクティブなレポートの一覧を作成する。
2. 今後どのようなレポートが必要になるかを検討し、可能な限り統合する。
3. 標準のレポートからニーズに合ったものを選択し、必要に応じて変更を加える。既成のレポートで不足している点を補うカスタムレポートを作成する。